報いと罰、というテーマは難しい話です。
それは、私たちの生活や人生の中には、報われない良い行いがたくさんあるからで
す。
難病に苦しんでいる子どもがいました。
その子どものお父さんが言いました。
「どうして、良い人に悪いことが起こるのか?」
神様が正義ならば、この世の悪には罰が、善には報いが与えられるはずなのに、 現実はそうとは限りません。
もし、良い行いに報いがないなら、良い行いの動機はなんですか?
そして、悪い行いをしても、良いものを得られるならば、
悪い行いをするほうがいいのではないですか?
私たちの意識の深いところで、そんなことはない、と感じるでしょう。
どこかで、何かの形で、いつか、善が悪に勝つ、という感覚が私たちにあります。
イエス様の死を見つめることで、
この世で善が勝たなくても、
きっと、どこかで、いつか、勝つことができるという、絶対的なものを見て下さい
。