誰からお恵みをもらったのか分からなければ感謝するのは難しいでしょ。 今日の 福音の九人の皮膚病を煩っている人たちは、誰によって癒されたのか分かっていな いのかも知れません。なぜならば彼らはイエス様の「祭司たちのところへ行って体 を見せなさい」という言葉に従って祭司たちのところへ行く途中で治ったのです。

例えば病気の時お医者さんにこの薬を飲めば治りますといわれても、飲む前に治っ てしまったらいったい誰によって癒されたのかあいまいになってしまうでしょう。

この九人はイエス様に癒されたのか他のものに癒されたのかあやふやなままになっ てしまったのではないかと私は考えます。逆に感謝のために戻ってきた一人は今日 の福音でこうあります。「自分は癒されたのを知って、大声で神を賛美しながら戻 ってきた」

恵みにあふれている皆さん一緒に神に感謝しましょう。