先月フィリピンに行っていた時に渡辺神父と私と二人の滞日のスタッフと一緒に 無農薬の農場に三日間泊まりました。どうしてそこに行ったかと言うと。日本へ のフィリピン移民労働者たちが経済と価値観を見直してフィリピンに帰るために 準備をしていてその最初のグルプの人々が無農薬の農場を作ろうというプロジッ クトがあるからです。 彼らはお金をもうけるためではなくて環境問題を考えたり フィリピンの貧困に対して少しでも貢献したいと思っています。

無農薬の農場は大半がとうもろこし畑であるフィリピンの農場の中で砂漠つまり とうもろこしの中にあるオアシスのようなものです。なぜオアシスのようなもの 課お話しましょう。

四年前にある会社がとうもろこしを動物のえさにすることを始めたところ。とう もろこしの値段が急にあがりました。それでその時までいろいろ奈作物を作って いた農家が全部とうもろこしを生産するようになりました。最近この農薬と肥料 の値段が高くなり、その上土地に対して使う農薬土肥料の分量分料もますます多 く必要になってきています。この農薬土肥料を買うためにたくさんのお金を借金 借金していますので収穫したとうもろこしの値段は彼らが決めることができま す。安い値段で売ることになります。とうもろこしだけではなくてフィリピンの 米も同じ悲しことなのです。

フィリピンは環境が進み雨が減ってとうもろこし畑は砂漠のように見えます。で すから私たちの泊まった無農薬の農場はオアシスのように見えますこのオアシス のような場所というのがEdgarさん家族が二年前に始めたのです 彼の家族は環境破壊はいけないということに気がつきこれを考えているだけでは なくて実行する勇気を持っていました。

無農薬の畑を始めた時には人々に笑われたそうです。牛のふんを集めてお金のも うからないもの、木やいろいろな作物をを飢えたからです。しかし彼の家族は8 0%自給自足をしています。川がないのに彼らは泳げるプールも作りました。食 べ物もきれいで栄養のあるものです。

環境問題に関心を持っている人々を見てみますと。彼らはもはや元に戻れない状 況に絶望しています。この環境問題を見ると四の終わりさえ考えさせられます。 でも渡辺神父と私と滞日とスタッフは Edgarさんの所へ行った時に大きな 希望チャンスが与えられたように思いました。

今日の福音で「御主人様今年もこのままにしておいてください。木の周りを彫っ て肥やしをやってみます。そうすれば、来年は実がなるかも知れません。。。人 間のために神様はいつもチャンスを与えてくださっています。皆さんはこのチャ ンスに気付いているでしょうか